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ケヤキの洋家具で新たな需要を/経営の轍17本目 昭和木材 高橋範行社長

創業111周年の老舗企業で知られる昭和木材(旭川)の5代目社長。コロナ禍のウッドショックで一時的な特需を迎えたが、2023年からは反動減が続く。市場がめまぐるしく変化する中、一般家具用途で流通が少なかったケヤキに目を付けた。技術力で洋家具として新たな需要を生み出そうとしている。25年春からは東川町の工場敷地に本社を移し、新体制で効率経営に乗り出す。(千葉有羽太)

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経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営の轍わだち」は失敗やピンチに直面しても、悩みながら答えを出してきた経営者をシリーズで紹介する。(不定期掲載)


ウッドショックがもたらした影響

-国際的な木材価格の高騰〝ウッドショック〟がもたらした影響は。

当初は高騰前の在庫があったことで、2022年の売り上げが前年比で40億円ほど増加し、約210億円になった。売り上げが200億円を超えたのは初めてで過去最高利益も更新した。

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