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【安全特集2024】天人峡の廃ホテル解体/険しい地形に慎重作業で安全確保

北海道内有数の景勝地でもある天人峡地区(東川町、美瑛町)で、廃虚化していた「天人峡グランドホテル」と「天人閣」の解体が始まった。険しい地形条件や国立公園内ゆえの環境対策など困難な施工条件だ。施工を担う橋本川島コーポレーション・荒井建設・藤田組共同体は細心の注意を払って作業を進めている。


大雪山国立公園内で進む廃ホテルの解体

天人峡トンネルをくぐり抜けた先に天人峡グランドホテル(美瑛町)の本館や別館などがある。忠別川をまたぐと、天人閣(東川町)の本館と別館のほか、大浴場や倉庫などが残っている。東川町は景観への悪影響や防犯上の問題などを理由に、解体に向けて動いていた。

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