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北海道内の水道管路、耐震化進まず 備え急務も財源確保が課題

厚生労働省は2022年度末の水道施設耐震化状況をまとめた。北海道内の基幹管路耐震適合率は2021年度と同じ45.6%。全国平均を3.3ポイント上回るが、5割に届いていない。遅々として進まない背景には財源確保の問題が重くのし掛かる。耐震化は急務だが、北海道は基幹管路が比較的新しく、耐震化のタイミングとなる更新まで時間を要している。

能登半島地震で被災した石川県の耐震適合率は2022年度末で37.9%と北海道を下回る。耐震管率は32.7%あるが地震で甚大な被害を受け、3カ月近く経過してなお一部が断水中だ。

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