【新年特集2025】Fビレッジ開業3年目/ボールパークと北広島まちづくり
北広島市内の北海道ボールパークFビレッジが開業3年目を迎える。北海道日本ハムファイターズの本拠地として道内外から野球観戦客を集めるだけでなく、試合のない日もにぎわうなど行楽地として定着してきた。ことしはJR千歳線の新駅工事が本格化し、北海道医療大の新キャンパス建設も始まる。球場を主軸としたまちづくりが進行する。
観光客急増、累計来場1000万人へ
北海道ボールパークの集客が順調に推移している。プレオープンの2023年3月12日から12月末までの来場客は346万人で、目標の300万人を突破。24年は450万人前後とさらに増える見込みで、開業からの累計はことし前半に1000万人に到達する可能性もある。
この勢いがけん引して北広島市内への入り込み客数も急増している。北海道によれば、2023年度の観光入り込み客数は463万人で、前年度の4倍近くだ。コロナ禍前までは例年100万人強で推移していた。
開発続々、地価急上昇
エリア開発はこの2年で着々と進んだ。2024年6―8月に医療モールを併設した300戸弱の有料高齢者住宅「マスターズヴェラス北海道ボールパーク」が稼働。日本エスコンが新築し、光ハイツ・ヴェラス(札幌)が住宅、ミライシアホールディング(札幌)がモールを運営している。
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