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【熊本】半導体特需(上) TSMC工場進出で加速する住宅開発

次世代半導体の量産化を目指すラピダス(東京)の工場建設が千歳市で始まった。技術者や関連企業の集積を見据え、市内中心部や工業団地で開発用地の取得競争が激化している。千歳に先立ち、台湾積体電路製造(TSMC)の半導体工場が進出した熊本県では、建設地となった菊陽町だけでなく、周辺自治体にも設備投資の波が急速に押し寄せている。

製造拠点立地に伴う大型投資は地域を発展させ、新たな産業を根付かせるのか。「半導体特需」で動き始めた宅地開発や物流拠点整備など熊本県の状況を報告する。(武山勝宣、高田陸記者、画像は戸建て建設ラッシュが続く熊本県合志市の住宅分譲地)

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進出契機に周辺で住宅開発が加熱

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