ゼネコン道内受注高ランキング2023、首位はラピダスの鹿島、上位50社総額は初の1兆円超え
北海道建設新聞社は2023年度のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。ラピダス(東京)の次世代半導体工場IIM―1新築の設計施工を受注した鹿島が前年度比6.2倍の2454億3390万円を計上して首位となった。上位50社の受注総額は32.1%増の1兆429億3540万円で初の1兆円台。2年連続で最高額を更新した。上位50社受注総額の23.5%を鹿島が占めた。
10位までの6社が道外ゼネコン、大型案件を手堅く受注
上位10社は道内業者が4社、道外業者が東京本社4社と大阪本社2社の6社。道外勢による大型受注の獲得が目立った。第4四半期(24年1―3月)に高速道路のトンネル、札幌市の大型物件、ラピダスに関連するインフラの発注があり、これらを手堅く受注した企業が上位に名を連ねた。
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