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機械警備市場の実績を信頼に/経営の轍11本目、北海道相互電設 東堂明会長

センサーを設置して異常を察知する機械警備の取り付けや電気工事を手掛ける北海道相互電設(旭川)を創業し、現在は会長。機械警備関連の工事を拡大する中で、東京や大阪にも進出。過去には横浜ランドマークタワーなど大型工事にも携わり、実績が信頼につながった。(千葉有羽太)

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経営には道無き道をゆく難しさがある。「経営のわだち」は失敗やピンチに直面しても、悩みながら答えを出してきた経営者をシリーズで紹介する。(不定期掲載)


冬場対策、道外進出で業績安定

-創業の経緯を。

1975年、29歳の時に創業した家電製品販売と冷房設備工事を扱う会社が前身だ。当時、エアコンは旭川最大の歓楽街「3・6街さんろくがい」を中心に注文が相次ぎ、仕事はたくさんあった。しかし代金を後払いにされることが多く、現金の回収に苦労していた。

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