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【ドコデミライズ】番外編・夏③/北海道新幹線 倶知安駅A案

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、駅が置かれる4自治体から駅舎デザインの推薦案が出そろった。2024年夏のドコデミライズ番外編は4つの推薦案と終点・札幌駅舎の完成イメージを紹介する。3回目はニセコ地域の玄関口、倶知安駅。

札幌を目指す北海道新幹線。長万部を過ぎると、次の停車は山あいの倶知安駅だ。倶知安町が示すコンセプトは「羊蹄の四季の恵み」。推薦案はアースカラーのファサードにガラスを広く取り入れたA案を選んだ。羊蹄山を映すガラス壁面が開放感や周囲との調和を生み、コンセプトを表現していることを評価した。

町は駅舎建設に合わせ、自由通路の設置や羊蹄山を展望するスペースを備えた利便施設の新築を計画。国際的リゾート地となったニセコ地域の玄関口として、新たなにぎわいを生み出す空間となることを期待する。

設 計

JR九州コンサルタンツ

施 主

鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)

建設地

倶知安町北3条・南3条西4丁目

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北海道新幹線の整備を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は、駅を新設する八雲、長万部、倶知安の3町と小樽市にそれぞれ3案の駅舎デザインを提示した。自治体は推薦案を絞り込み、6月末までにJRTTへ推薦書を提出した。

2030年度末の札幌延伸が断念され、新たな開業予定は示されていないが、駅舎は今後、推薦案のデザインを実施設計へ反映。順次、駅舎の建設に進む見通しだ。


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