イオン北海道 西友の札幌9店舗を170億円で買収へ、10月以降に店舗名変更
イオン北海道は4月2日、西友(東京)が北海道内で展開する総合スーパー事業を吸収分割方式で承継すると発表した。札幌市内にある9店舗で、取得額は170億円。10月から西友の屋号はなくなり、立地に応じてイオン北海道の各ブランド店舗に変更する。改装時期の協議を進めている。(画像は札幌市内の西友西町店)
西友の人材や店舗資産を評価し、旭ヶ丘店、元町北二十四条店、平岸店、清田店、西町店、手稲店、宮の沢店、厚別店、福住店の承継を決めた。総合スーパー事業の経営成績としては売上高(2022年12月期)261億1600万円。各店舗の従業員はそのまま引き継ぐ。
店舗名はイオン北海道の「イオン」や「マックスバリュ」、ディスカウントストア「ザ・ビック」などに変更。競争環境やテナント構成の検討をした上で必要な設備投資をする。
スケールメリットを生かした商品調達や商品開発のほか、物流コストの低減などシナジーの創出にも取り組む。
店舗建築物情報(規模、設計、施工、工期)
※建築データは建設時のもの。北海道建設新聞社調べ。
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