【上士幌】幻のタウシュベツ川橋から橋梁の劣化や保全の知識学ぶ
糠平ダムのダム湖に沈む「幻の橋」からコンクリートの長寿命化を考えよう-。このほど北海道CON保全協会が主催するタウシュベツ川橋梁の視察研修会が開かれ、会員の建設関係者ら30人がインフラ構造物の健全性を見極める知識取得に励んだ。
タウシュベツ川橋は鉄道用コンクリートアーチ橋として1937年に完成。長さ130メートル、高さ10メートル、径間10メートルのアーチが11本連なる。1955年の糠平ダム建設で造られたダム湖の中に沈み、渇水期のみ姿を現すため、幻の橋と呼ばれている。
風化による損傷が進み、崩壊の可能性は高くなっているが、風景や徐々に崩れゆく姿の美しさで人気の観光地となっている。
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