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国立公園誕生の先③/新冠町長 鳴海修司氏、IC開通で高まる活性化の期待

日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生に続き、2025年度予定の日高自動車道路新冠IC開通で地域活性化への期待が高まる新冠町。ICに近く立地に優れた道の駅サラブレッドロード新冠は利用者が増える可能性を秘める。ただ、鳴海修司町長は駐車場などの整備について「開通後の需要を見極める」と冷静な姿勢だ。(草野健太郎)

日高7町長に聞くまちづくり

日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生から4カ月になる。関係自治体には自然の保全と活用を掛け合わせたまちづくりが求められる。「国立公園化は長年の悲願だった」と口をそろえる日高管内7町長に今後の展望を聞いた。3回目は鳴海修司新冠町長。


IC開通でアクセス向上、活性化期待

-新冠ICへの期待は大きい。

国立公園指定による効果をさらに高めてくれるタイミングでの開通だ。管内全体にとって、高規格道路の延伸はインフラ強化につながるだろう。アクセス面が良くなれば、観光客にも好印象。各自治体が一体となったアピールを続けるべきだ。

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