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JR北海道が札幌駅をリニューアルへ、外観改良や商業施設を2倍に拡大

JR北海道は5月15日、札幌駅をリニューアルすると発表した。駅北側の外観をガラス張りにするなど改良を施すほか、改札口南側構内の商業施設を従来の2倍に拡大する。外観は2024年度内に着工し、2027年度末の完成を目指す。商業施設のリニューアルは2027年度の着工と2028年度末の完成を予定する。(画像は改良後の北口外観イメージ、JR北海道提供)

現在進めている北海道新幹線工事に伴う駅改修と併せ、駅設備の老朽化やインバウンド需要の回復への対応などを見据えてリニューアルする。

駅北側の外観改良ではガラス面を多く採用。新幹線駅と接続する2階のホームは、新幹線駅と同じ白を基調としたデザインとする。1階はれんが調の滞留空間を備え、広場と一体となるよう整備する予定だ。

駅構内では、みどりの窓口など駅機能の再配置を図るほか、改札前コンコーストイレを1カ所に集約。男性トイレには初めて化粧直しなどができるパウダーコーナーを設ける。

拡張する改札口南側にある商業エリアのテナント数は未定。北海道の魅力を発信する「エキナカ商業施設」にリニューアルすることでにぎわい創出を狙う。

改札南側の商業施設イメージ、 JR北海道提供

札幌駅リニューアル工事のスケジュール


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