斜里の丹羽工務店がグランピング事業

宿泊施設を自社で新築 飲食店、年内プレオープン  丹羽工務店(斜里町豊倉55の61、丹羽豊文社長)は、斜里町内でグランピング事業に乗り出す。飲食店を含む宿泊施設「BOTH」新築を自社の設計施工で着工した。年内の飲食店プレオープンと2023年の全面オープンを目指す。  「泊まるから過ごすを提案」をコンセプトに、旅行者のみならずワーケーションなど長期滞在者の利用も視野に入れる。  5436m²の敷地にW造、2階、延べ296m²のセンターハウスやW造、2階、延べ48m²のコテージ、W造、ロフト付き平屋、延べ7・5m²の小型宿泊施設「SUBAKO」を複数設ける。  センターハウス1階は共有スペースや飲食店のほか、屋外で飲食を楽しめるテラス、サウナ室があるウッドデッキを配置。宿泊スペースとなる2階にはツインベッドルームやカプセルルームなどを置く。基礎はマルトミ建設、電気は藤田電工、管は小林配管工業所がそれぞれ担う。  建設地は斜里町以久科北106の4。市街地から東へ約2㌔に位置し、国道334号や244号が近い。経済産業省の事業再構築補助金の採択を受けた。