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【透視図】平和で豊かな国をつくるための土台

この詩を読むといつも、生まれたての朝日を全身に浴びて、体の中から力があふれてくるような気持ちにさせられる。永瀬清子さんの「松」という作品である。公会堂を建てるために山から人々が松を切り出してくる情景をつづったものだった▼中段の一節を少し紹介したい。「公会堂が出来たら よい事を話しあはう。よい事を考へあはう。羊歯や笹やつつじの枝を折りしだいて 山から伐り出されてくる松の木」。

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透視図

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