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【透視図】政権交代が招く悲劇

何度も蒸し返して恐縮だが、2009年から3年余り日本のかじ取りを担った民主党政権の「コンクリートから人へ」は、悪夢のような公約だった▼激変緩和措置も何もなく公共事業が一気に削られたため、災害対策は遅れ、インフラの維持管理もままならない。波及効果の高い公共事業ゆえ、元を絶たれた建設業をはじめとする関連産業には深刻な影響が出た。倒産や廃業が相次ぎ、失業者が世にあふれたのである。

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透視図

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