【透視図】地方創生はできるのか
東洋大学が毎年募集している「現代学生百人一首」は、いつも若者のみずみずしい感性で世相を切り取っていて興味深い▼ことしの作品でいうと、例えば渡邊心有希さん(草加東高)の「駅近のたまに通うあのカフェがある日静かに閉店作業」。お気に入りの場所が自分の世界から消えていく寂しさをかみしめている。田中莉奈さん(小諸高)はこう詠う。「オレンジの太陽しずむ夕方に鳥がとんでるこの空が好き」。
東洋大学が毎年募集している「現代学生百人一首」は、いつも若者のみずみずしい感性で世相を切り取っていて興味深い▼ことしの作品でいうと、例えば渡邊心有希さん(草加東高)の「駅近のたまに通うあのカフェがある日静かに閉店作業」。お気に入りの場所が自分の世界から消えていく寂しさをかみしめている。田中莉奈さん(小諸高)はこう詠う。「オレンジの太陽しずむ夕方に鳥がとんでるこの空が好き」。