見出し画像

【透視図】迎賓館赤坂離宮で夏祭り

祭りと聞くとわれ知らず心が浮き立ってくる、という人は多いに違いない。小説家の芝木好子さんの随想「夏祭り」に、そんな高揚する思いを記したこんな一節があった▼「遠くから祭り囃子が聴えてくると、私は胸がしめつけられることがある。記憶の中にしまってあるごく古いひと駒が蘇ってきて、ある情景とともに七、八つの子供の私が現れるからである」。日常から解き放たれた特別な時間と場の記憶だろう。

ここから先は

497字

透視図

¥1,000 / 月 初月無料

北海道建設新聞のコラム透視図をまとめた月額マガジンです。ご購読中に追加されたコラムを、全て読むことができます。

「e-kensinプラス」に、新聞紙面をPDFで見られる紙面ビューアを追加しました!機能追加に併せ、お得な入会キャンペーンや無料体験を実施中です!