e-特集北海道新幹線

道新幹線開業を記念し道南の福島町でかがり火コンサート

2015年7月9日付

 「悠久―神々の音楽と現代のアーティストたち」と題したかがり火コンサートが4日、福島町の福島大神宮で開かれた。伝統芸能である松前神楽の舞、現代音楽の演奏、そして道南地域の未来を展望する講演により、樹齢500年を超える巨木とかがり火が醸し出す幻想的な雰囲気の中で会場には過去と現在、そして未来が交錯した。

かがり火と松前神楽

八乙女舞を披露する地元の女子中学生

 1996年にスタートしたこのコンサートは、例年、松前神楽と現代アーティストの演奏で構成し、札幌の染色家・長谷川雅志さんが布のインスタレーション(架設展示)で舞台を装飾。かがり火の揺らめきと、まきのはじける音が絶妙な雰囲気を醸し出し、舞台上のパフォーマンスを引き立てていた。

 今回のコンサートは、20周年と来春の北海道新幹線開業を記念して、初めて3部構成で実施。初回から実行委員長を務めてきた中塚徹朗中塚建設社長は「皆さんの協力があってここまで続けることができた。今回は初の3部構成で、刺激的な組み合わせになっている。ぜひ楽しんでほしい」と約150人の参加者を前にあいさつした。

 第1部では小磯修二北大公共政策大学院特任教授が「北海道新幹線と道南の未来」と題して講演。小磯教授は「東海道新幹線は完成させることが目的だったが、北海道新幹線は完成後の活用が問われる。地域資源の活用、地域の連携により最大限の効果を発揮することが求められている」とアドバイスした。

 第2部は300年以上受け継がれてきた道の無形文化財である松前神楽が登場。常磐井武典宮司の舞に続いて、地元の女子中学生が八乙女舞(やおとめまい)を披露した。第3部では独特のパフォーマンスでライブ活動を続ける「ヒカシュー」が最新の作品を演奏。

 会場には柳屋勝彦函館開建部長と三戸部正行渡島総合局長の姿も。「独特の雰囲気。シーニックバイウェイでも魅力的なコンテンツになる」(柳屋部長)、「このようなコンサートは初めて。長年の取り組みが貴重な地域資源になっている好事例」(三戸部局長)と高く評価した。

キャンドルに照らし出される参道

キャンドルが参道を照らし雰囲気を盛り上げた

 会場では「どうなん・追分シーニックdeナイト」が実施され、舞台に続く参道を約100個のキャンドルが照らし出していた。

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