e-特集北海道新幹線

高向道商連会頭が新幹線戦略で「函館プラス1」を提案

2015年10月10日付

 北海道商工会議所連合会の高向巌会頭は9日の記者懇談会で、北海道新幹線開業に合わせた取り組みとして、函館に宿泊後、ほかの道内地域にも宿泊してもらう「函館プラス1」と銘打った戦略を考えていると発表した。開業効果を最大限発揮するため、北関東の観光客を誘致することが必要だとし、道内観光のPRを兼ねた意識調査を29日に埼玉県で実施すると話した。このほか、JR北海道の経営状況にも言及した。

 青函トンネルを通って来道する人は1日約2000人だとし、「これを、2、3倍にしたいという心積もりで誘致をやることが大事」と強調。「函館プラス1」戦略で、函館以外の地域にも観光客を促すツアーの構築を提案した。

 最初の取り組みとして、高橋はるみ知事らと埼玉県JR大宮駅を訪れ、本道の食や観光PRする。来場者に道内のどこで何をしたいかといった内容のアンケートを実施し、今後の対策に生かすとした。

 このほか、JR北海道再生推進会議の委員の一人として「JRの経営状態は非常によくない」と発言。「提言書に書いてあるように国の支援を求めても拓銀の二の舞いになる。収支見通しを見ても、もはや破綻寸前にあるのでは」との見解を示した。

 JR北海道は地方駅の廃止や無人化などで経営のスリム化を進める方針。そうした動きについて高向会頭は「道民に不便をかけないよう、バスの代替運行を増やすなど選択と集中を進めてほしい」と述べた。

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