e-特集北海道新幹線

道議会特別委が道新幹線の青函共用走行問題で中間検討3案を報告

2016年2月4日付

 道総合政策部は、3日の道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員会で、北海道新幹線と在来線が共用する青函トンネルの走行問題に関する中間検討状況を報告した。短期的、中長期的な方策として示された3案について検討課題を説明。双方が走行する時間帯を分ける区分案では、軌道上の障害物を確認するのに要する時間を従来案の2時間から1時間に短縮するため、保守点検に用いる確認車両の改造やダイヤ設定など対策を挙げた。

 青函トンネル内で開業後早期に新幹線の走行速度を向上させるため、国土交通省の交通政策審議会整備新幹線小委員会に設置した青函共用走行区間技術検討ワーキンググループが、12年度から実現に向けた方策を検討。年度末に、短期的な方策として18年春から1日1往復の高速走行を目指す時間帯区分案、中長期的な方策としてすれ違い時減速システムと新幹線貨物専用列車の導入案を提示し、課題などを検証してきた。

 中間報告では時間帯区分案について、障害物の確認時間を短縮するための手法として確認車両の改善か、新幹線車両、電気機関車、特急気動車のいずれかをベースに改造する4案を提示。確認時の運行ルールなどと併せ、実証試験のスケジュールや開発経費を精査することにした。

 減速システム案については、異常時を想定した速度制御の仕組みの構築や新幹線がトンネルに進入する際に生じる気圧変動のシミュレーションなど、貨物専用列車案では、これまでの検討結果で走行の安全性と安定性が両立できていないため検証の方向性を整理するにとどめた。今後は、地震時の挙動など残る技術的課題を検討することにした。

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