e-kensinニュース 北海道建設新聞

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  • 透視図

    北海道建設新聞のコラム透視図をまとめた月額マガジンです。ご購読中に追加されたコラムを、全て読むことができます。

  • 北海道 地価2024

    北海道の2024年公示地価に関する記事をまとめました。北海道全体のまとめ記事には2019年から2024年までの標準地別価格推移のデータを掲載しています。Excel形式でダウンロードが可能です。

  • 次世代半導体工場 北海道に

    北海道の千歳市内でラピダスによる次世代半導体工場の建設が始まりました。新たな産業拠点の誕生により、周辺への設備投資が加速しています。ラピダス関連の記事をピックアップしました。千歳に先立ち、半導体工場建設で投資に沸く熊本県のレポートのセットです。まとめ読みしたい方にオススメです。

  • ドコデミライズ

    北海道建設新聞の記事で発信した完成前の建築物をイメージパースとともに紹介するコーナーです。建築物の概要やデザインした方々の情報とともに、まちの未来の姿を発信していきます。

透視図

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【透視図】「さかさまな国」へようこそ

人がなぜ旅をしたがるのかについては、古くから多くの人がさまざまな意見を述べている。旅の楽しみは百人百様のため、間違った答えというものはない。例えば評論家の森本哲郎氏はエッセーで、こんな見方を披露していた▼「旅とは、さかさまな国で自分を発見すること、後悔の向うに希望を見出すこと、そして人間の世界は、かくも広く、かくも多様で、かくも豊かなのだということを実感することだと思う」。 日本を訪れる観光客にも、そういう人は少なくないのでないか。生まれ育った国とは何もかも違う「さかさまな

【透視図】日本被団協にノーベル平和賞

米国でもこんな内容の作品が興行的な大成功を収める時代になったのか―。原爆の父と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーの栄光と悲劇を描いた映画『オッペンハイマー』(ユニバーサル)の第一印象である▼そこでは当時最先端の原子力爆弾開発を主導する知的興奮とともに、大量破壊兵器を誕生させてしまうことへの不安や、広島と長崎で多くの民間人が犠牲になった現実に苦しむ姿も描かれていた。 あの原爆は大戦の終結を早め、世界を平和に導いた正義の新兵器。米軍兵士の命も救った。それが多くの米国人

【透視図】中国が台湾周辺で大規模演習

戦争は正式な手順に則った作戦行動だけでなく、現場の疑心暗鬼や謀略が開戦の火ぶたを切る例が少なくない。それだけに後でどれだけ経過を検証しても、真相にたどり着けない場合もある▼日中戦争のきっかけになったとされる1937年の盧溝橋事件も、その一つだろう。日本軍の夜間演習中に実弾が撃ち込まれ、兵士が一人行方不明になったことで中国軍の攻撃があったと判断。小競り合いが始まったのだった。

【透視図】GO!GO!ファイターズ

ことしは仕事を終えて家に帰ると着替えもそこそこテレビの前に陣取り、応援に熱くなっていた道民も多かったのでないか。次第に順位を上げていくにつれ、その熱量は上がる一方だったに違いない。もちろんプロ野球の北海道日本ハム・ファイターズがレギュラーシーズンで快進撃を見せ続けた話である▼「優勝なんか一切目指しません」との意表を突いた宣言で始まった新庄剛志監督率いるチームの3年目だった。

北海道 地価2024

北海道の2024年公示地価に関する記事をまとめました。北海道全体のまとめ記事には2019年から2024年までの標準地別価格推移のデータを掲載しています。Excel形式でダウンロードが可能です。

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【地価調査2024】帯広市と周辺3町 住宅地は上昇維持、工業・商業は土地不足

十勝管内の2024年7月1日時点の地価調査によると、帯広市内と音更、幕別、芽室の周辺3町の住宅地は、伸びが鈍化したものの上昇が続いている。工業地と商業地は人気の国道沿いなどにまとまった敷地がなく、新規出店や事業拡大を狙う企業は苦戦を強いられている。帯広市周辺は都市計画の縛りもあり、新たな土地供給は難しい状況にある。(画像は9.1%上昇した芽室町本通南4丁目付近) 10%以上の上昇 幕別町1カ所

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【地価調査2024】北海道の平均変動率プラス0.4%/上昇幅縮小も、千歳で伸び率高く

北海道庁は2024年7月1日時点の道内基準地価を発表した。林地を除く宅地995地点の全道平均変動率はプラス0.4%だった。住宅地、商業地、工業地はプラスだったが、上昇幅は縮小。住宅地は建築費高騰などの影響でプラス0.2%にとどまった。ラピダス(東京)が次世代半導体製造拠点を建設している千歳市は全用途で上昇率首位となった。 千歳市はラピダスの拠点着工から1年が経過し、当初のインパクトは落ち着いたものの、市内中心部ではマンションやホテル建設が進む。工場の試作ライン稼働が来春に迫

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【地価調査2024】千歳市内の地価高止まり/上昇幅は縮小、投資に慎重姿勢も

2024年7月1日時点の北海道内基準地価によると、千歳市内で住宅地と商業地の上昇変動率が前年と比べて縮小する地点が目立った。ラピダス進出の効果で、JR千歳駅近くを中心に土地価格が急騰し、高止まりしている。土地所有者は需要を見込んで売買価格を引き上げているが、デベロッパー側は上昇する建築費の兼ね合いから不動産投資に慎重な姿勢だ。(画像は開発計画が絶えない千歳市内の商業地) 急騰する地価、見えてきた天井

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【地価調査2024】札幌は上昇基調も伸び鈍化、千歳商業地の伸び突出

北海道の地価調査(2024年7月1日時点)によると、札幌市の平均変動率は住宅地が前年比8.9ポイント下降のプラス3.6%だった。上昇基調が続いているものの、2018年以来の低い伸び幅となった。全用途はプラス5%と12年連続で上昇したが、手稲区などの伸び悩みで7.3ポイント下降と鈍化した。近郊の7市町村は20%以上のプラスだった千歳市の商業地を除き、おおむね1桁台の上昇に落ち着いている。(画像は札幌市の商業地で上昇率1位の中央区南9条西3丁目周辺) 札幌市の調査対象は住宅地8

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次世代半導体工場 北海道に

北海道の千歳市内でラピダスによる次世代半導体工場の建設が始まりました。新たな産業拠点の誕生により、周辺への設備投資が加速しています。ラピダス関連の記事をピックアップしました。千歳に先立ち、半導体工場建設で投資に沸く熊本県のレポートのセットです。まとめ読みしたい方にオススメです。

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【千歳】独企業が半導体部品の大型物流施設新築を計画、空港隣接の工業団地

独・物流大手DHLの日本法人DHLサプライチェーン(東京)は、千歳市の工業団地「新千歳空港ロジスティクスセンター」内に大型物流施設の新築を計画している。ラピダスをはじめとする半導体製品の部品などを扱う考え。2025年の着工と26年の完成を目指している。

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【千歳】半導体関連30社が進出決定/市調査、工場・オフィスの需要高まる

半導体産業に関わる少なくとも30社が千歳市内への進出を決めたことが、市の調査で明らかになった。ラピダス(東京)の次世代半導体製造拠点「IIM―1」でパイロットラインが稼働する2025年4月に向け、関連企業の集積が進む中、工場建設やオフィス需要がより高まりそうだ。 千歳市の森周一企画部理事兼次世代半導体拠点推進室長が8月22日、市内での次世代半導体プロジェクト説明会(画像)で明かした。

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岸田首相がラピダス視察、次世代半導体の量産支援で法案の早期国会提出を表明

岸田文雄首相は7月24日、ラピダス(東京)が千歳市内に建設している次世代半導体工場の新築現場を視察した後、「次世代半導体の量産に向けて必要な法案を早期に国会へ提出したい」と述べ、支援する意思を示した。巨額の資金捻出を実現するため民間からの融資に政府保証を付ける案が浮上している。(画像は現場視察中の岸田首相(中央)、内閣広報室提供)

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【千歳】大和ハウス 錦町の土地取得、オフィスビルを検討

大和ハウス工業(大阪)は千歳市錦町の土地(画像)を取得した。オフィスビル新築を検討している。

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ドコデミライズ

北海道建設新聞の記事で発信した完成前の建築物をイメージパースとともに紹介するコーナーです。建築物の概要やデザインした方々の情報とともに、まちの未来の姿を発信していきます。

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【ドコデミライズ】42/更別村給食センター移転新築

設 計 基本設計:サン設計 施 主 更別村 建設地 更別村更別南1線101(更別小敷地内) 規 模 RC造、2階、延べ722平方メートル 概 要 更別村内の小中学校と幼稚園に給食を提供する。更別中学校の敷地内にある現給食センターは築45年で老朽化し、学校給食衛生管理基準に適合していない箇所がある。敷地内に用地を確保できないため、更別小学校敷地内に移転新築する。施工は2025年度を予定。2026年4月の供用開始を目指す。 【ドコデミライズ】は北海道建設新聞の

【ドコデミライズ】41/複合施設みんなの工場・(仮称)薪火レストラン新築

設 計 鈴木理アトリエ 施 主 シロ(東京) 建設地 砂川市豊沼町54の1 規 模 W造、平屋、延べ188平方メートル 概 要 複合施設みんなの工場内に開設するレストラン。客席は20席。廃棄物ゼロをテーマに、道産間伐材を使用。周辺には自家菜園を設ける。料理はイタリア料理のTAKAO(札幌)が監修し、道内産の食材をふんだんに使用した料理を提供する。2025年2月の完成、25年4月開業を目指す。施工は林工務店、木村建設、溝口工務店が担う。 【ドコデミライズ】は

【ドコデミライズ】番外編・夏⑤/北海道新幹線 札幌駅

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、駅が置かれる4自治体から駅舎デザインの推薦案が出そろった。2024年夏のドコデミライズ番外編は4つの推薦案と終点・札幌駅舎の完成イメージを紹介する。ラストは札幌駅だ。 JR北海道(札幌)が建設する札幌駅舎は、既存の札幌駅西側で北5条西1丁目から東側に創成川をまたぐ(画像)。デザインコンセプトは「大地の架け橋」。規模はS造、6階、延べ1万3100平方メートルで、旅客上屋はS造、2階、延べ3900平方メートル。2023年秋に着工した。 北5条西1

【ドコデミライズ】番外編・夏④/北海道新幹線 新小樽駅A案

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、駅が置かれる4自治体から駅舎デザインの推薦案が出そろった。2024年夏のドコデミライズ番外編は4つの推薦案と終点・札幌駅舎の完成イメージを紹介する。4回目は、新小樽駅。 小樽市が選んだ推薦案は石積風の低層と、大きなガラス壁面から見える構造材が印象的なA案だ。鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)に提示したコンセプトは「浪漫が香る 温もりと心地よさを感じさせる駅」。石造建築など歴史的まちなみと調和する低層と、開放的でモダンなデザインの融合が市