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北海道バレー構想実現へ 苫小牧ー石狩ルートをDX・GX拠点に
北海道の次世代を開く巨大プロジェクト
次世代半導体の生産を目差し千歳市に進出したラピダス(東京)の小池淳義社長が提唱した北海道バレー構想。苫小牧から石狩を結ぶ一帯をDX・GXの拠点と位置付け、ラピダスが建設中の新工場を核に持続的に発展する地域創出を描いた。日本の国際競争力を取り戻し、北海道経済を牽引する可能性を秘めたこの構想は、地元自治体や産学官を巻き込み大きなうねりを起こそうとしている。
新春のお喜びを申し上げます
謹んで新春のお喜びを申し上げます。
旧年中はDoKoDe北の羅針盤ジャーナルのご利用、ありがとうございました。誕生から半年ほどではありますが、皆さまに支えられて運営が軌道に乗りつつあります。
昨年を振り返りますと、次世代半導体生産技術の確立を目指すラピダスが千歳市に進出し、拠点工場の建設に着手しました。2027年の量産開始に向けて動向が注目されるとともに、北海道バレー構想をはじめとした産業集積
注目ワードで2023年プレイバック
北海道建設新聞での登場が増えたワード ベスト10
2023年も残すところあと数日。5月には新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、アフターコロナに向けて転換期を迎えた。北海道内では半導体工場新築や川湯温泉の再生計画など期待の事業が浮上した一方、企業は期限が迫る「2024年問題」の対応に苦心している。ことし北海道建設新聞の紙面に踊ったワードの数々から、この1年を振り返る。
道内基準地価 コロナ禍経て二極化進む
2023年もあとわずか。ことしを振り返る年末企画として北海道内の地価動向を、コロナ禍期間を含む過去5年で比較した。地価の大幅な上昇により回復基調が鮮明な札幌圏と停滞が続く地方部で大きな隔たりが生じている。
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DoKoDe編集部は北海道内の基準地価調査について、2019年から2023年までの5年分を集計した。調査基準日はいずれも7月1日。ラピダス(東京)の半導体工場が進