函館市企業局は、住吉などポンプ場5カ所とマンホールポンプ所43カ所にある遠方監視制御設備の更新を計画している。7月の一般競争公告を視野に入れ、電気A等級の単体による入札を想定。工期は21カ月を確保する。2025年度末までの完成を目指す。
旭川市水道局は、下水処理センター自家発電棟改築を今月下旬に一般競争公告し、5月中に入札する予定だ。建築と発電機設備の2分割で発注。建築は2カ年、発電機の製造・設置は3カ年の工期を設定し、総工事費に17億円を措置する。
池田町は老朽化している下水道管理センターを敷地内で建て替える。規模や着工時期は未定だが、2025年度にも設計に入る考え。利別川に近いため、3m程度盛り土してかさ上げするなど水害対策を講じる。
南富良野町は、2025年度から4カ年かけて浄化センターの屋根・外壁と、電気、機械設備を更新する計画だ。工事費には合わせて7億円程度を見積もっている。24年度は設計を進める。電気、機械設備は日本下水道事業団を通じて発注する予定だ。
網走市は2024年度予算案の下水道施設整備で、4億円程度の建設改良費を見込んでいる。継続の網走浄化センター反応タンク設備更新に重点的に配分する考え。南部幹線管渠改築や呼人幹線管渠布設の整備促進を図る。新規に雨水管渠台帳整備を挙げた。