宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2023年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。71者が請け負い、総額は前年度比0.6%増の160億5414万3000円となった。安田建設が15件、17億8980万8000円を受注し首位に立った。
上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2023年度業者別工事受注実績がまとまった。152者が、前年度比2.8%減の487億482万8000円を受注した。首位は新谷建設で、13件、33億9116万8000円を請け負っている。
空知管内の小中学校や大学、専門学校の所在地を巡り、新設住宅の着工戸数に格差が生まれている。管内の大学や専門学校に通う学生は、札幌市や近郊から通学圏にあるため、学校周辺での賃貸住宅の需要は一定数にとどまる傾向にある。その一方で、子育て世帯は戸建て住宅の価格の落ち着きから取得が旺盛で、中でも教育環境に恵まれた小中学校周辺の需要が伸びている。特に小中一貫の義務教育学校の近くで人気が高まっている。
オホーツク管内土木3官庁(網走開建、網走建管、オホーツク総合局調整課)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。受注総額は393億2970万円で、前年度同期を2・5%、9億4530万円上回った。管内業者のシェアは90・8%で9割台を維持。トップは西村組が守った。
胆振・日高管内土木3官庁の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期より12者少ない173者が4.1%減の411億9173万円を獲得。北紘建設が首位を維持した。