コロナ禍 課題直面
生まれ変わる防水業界
建築ストックの増加によって改修のマーケットを確保するなど堅調な業績を維持している防水業界。だが新型コロナウイルス感染症の影響はこの業界においても避けられない状況だ。今のところ新築物件の受注で大きな減少は見られないが、今後、民間建設投資の動向を注意深く見ていく必要がある。また現場内での感染予防の徹底や、出入国制限で来日できなくなった外国人技能実習生に代わる人員の補充など新たな課題にも直面している。併せて、長年の懸案である担い手確保の問題にも向き合わなければならない。ベテランの防水工が高齢となり、今日までに培われてきた技能の伝承が危ぶまれている。労働環境や賃金体系をより良い形に改善し、魅力のある業界に生まれ変わることが求められている。
業界トップインタビュー
■北海道アスファルト防水工事業協同組合理事長 片山英男氏
■北海道塗膜防水工事業協会会長 小仲直樹氏
■北海道シート防水工事業協会理事長 渡部一郎氏
■北海道シーリング工事業協同組合理事長 川原田義行氏
新防水技術紹介(1)
■日本アスファルト防水工業協同組合/低外気温でも施工可能
■北海道防水改修事業センター/低劣化の現場に3工法
■東西アスファルト事業協同組合/材料と施工技術が進化
新防水技術紹介(2)
■UBE防水工業会/アクアシャッターイージーワン
■北海道コニシベステム工業会/10年保証と第三者賠償責任保険付帯
新防水技術紹介(3)
■A・Bエポマー工法協会/施設の延命化に貢献
■日本バンデックス/「強力防水」長く効果
■ディックプルーフィング/主剤の色を白に変更
■イーテック/火気使わず環境配慮
新防水技術紹介(4)
■エイ・アール・センター/水産加工工場に採用
■建設工事施工統計調査と全防協31号/18年度の完工高は4800億円
■ダイフレックス/改修シリーズを充実
■ロンシール工業/ビル改修など幅広く