2018年04月19日 13時00分

長万部町と東京理科大が連携して推進する先進的アグリビジネス事業で、ICTを活用して高糖度トマトを栽培する植物工場1棟が完成した。16日、富野の現地に関係者ら約30人が集まり、記念式典や試食会を開催。赤く実った4種のトマトを食べ比べた。敷地内では今後、太陽光発電所の建設やハウス増設を計画している。
2018年04月04日 19時00分

凸版印刷と江差町は、日本遺産に登録された往時の街並みをVRコンテンツで推定復元し、同社の体験型VR観光アプリ・ストリートミュージアムで公開した。「江差の五月」として、観光客や町民が歩いて江差町の魅力を楽しめるVR観光体験を提供する。
2018年04月01日 08時00分

4月に入り、建設資材の値上げが相次ぐ。太平洋セメントは各種セメント製品の販売価格を1㌧当たり1000円以上、AGC旭硝子は板ガラスを10―15%引き上げた。今後は発泡ポリスチレン断熱材やエクステリア製品などの値上がりも控えている。いずれも製造や物流にかかるコスト上昇が主な要因。H形鋼や異形棒鋼など、鋼材の価格も昨年秋から上昇傾向が続いており、今後の着工動向に少なからず影響を与えそうだ。
2018年03月29日 12時00分
北海道経済産業局がまとめた2017年(1―12月)の道内主要製品生産実績によると、建設資材のうち鋼材とコンクリート製品は、どちらも前年より高水準で推移した。護岸用コンクリートブロックは20%超の大幅増となった16年をさらに上回り、26万5316㌧と2倍近く伸びた。鉄骨や鉄筋用丸棒も堅調だった。一方、パイルやポールなど遠心力鉄筋コンクリートは生産、出荷ともに苦戦を強いられたもようだ。
2018年03月28日 17時00分

「相反する要素がいろいろな所にあって、それを取りまとめる必要があった」。暫定2車線の高速道路に設置するワイヤロープ式防護柵の研究開発を主導した寒地土木研究所寒地交通チームの平沢匡介主任研究員は、開発の経緯をこう振り返る。新規開発した第1号の防護柵は、大型車の突破を許した。支柱の強度を上げれば大型車は突破しにくい一方で、乗用車が衝突した際に運転手にかかる衝撃は増し、事故車両が急激に減速するため追突事故の危険も大きくなる。改良型の防護柵が実用化するまで、約4年を費やした。