北海道TSUTAYA(本社・札幌)は21日、江別市牧場町に大型複合書店「江別蔦屋書店」を開店した。道内では函館に続き2店舗目。飲食店やアウトドア用品店など17のテナントが出店している。
上質な時間と空間の提案をテーマに、北海道の人気ショップが入る「食」の棟、書籍とコーヒーが楽しめる「知」の棟、アウトドアやインテリアショップなどが出店する「暮らし」の棟からなる。
20日の内覧会で梅谷知宏社長は「多くの方に来ていただける場所になる。地域の特性に合ったお店を一緒につくりたい」と抱負を語った。設計を担ったヒココニシアーキテクチュアの小西彦仁社長は「建物に使ったれんがは全て江別産。実際は3棟だが外観は5棟が寄り添っているように見える。人々が寄り添える場になってほしい」と思いを語った。
江別市の三好昇市長は「4つの大学がある文教の町だが、大きな書店がなかった。文化を伝える、江別の生活に合ったお店になれば」と期待を述べた。
店舗は北海道TSUTAYAとパッシブホーム(札幌市北区北21条西12丁目、川多弘也社長)が共同出資で設立したアイビーデザインが運営する。
営業時間は午前8時から午後11時まで。年中無休。