倶知安町は2019年度、町道西3丁目通の第1倶登山橋架け換えに着工する。橋長79・4m、幅員10・5mの2径間連続鋼製版桁橋を2カ年で整備。総事業費5億5000万円のうち、当初予算案に4億5460万円を盛り込んだ。下部は5月ごろ、上部は秋にも入札し、20年度に完成させる。
JR倶知安駅の南側700mに位置し、倶登山川をまたぐ同橋は、3径間の鋼橋で1973年に架設。橋長は68・8m、幅員は歩道なしの6mとなっている。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構が2年後に着工を計画する北海道新幹線の高架整備で支障となるため、現在地より倶知安駅側に80m移設する。
新橋は片側に歩道2・5mを設置し、路肩は0・5mから2・5mに広げて全幅10・5mとする。下部は逆T式橋台と壁式橋脚でいずれも深礎杭基礎となる。工事は一括で発注する予定。
上部は工場製作と据え付けを合わせて発注し、架設時期は20年4―6月とする考えだ。