アクセス向上やにぎわい創出期待 恵庭駅西口相生通が開通

2020年11月17日 15時00分

土地区画整理が全工事完了

開通効果が期待される相生通

 恵庭市は13日、恵庭駅西口土地区画整理事業の一環で2013年度から工事を進めていた相生通の開通式を現地で開いた。区画整理では、総事業費約30億円を投じて道路改良を実施したほか、駅前広場など7・6haを整備。駅前のアクセス向上やにぎわい創出が期待されており、原田裕市長は「多くの市民に通ってもらい、かけがえのない施設になってほしい」と述べた。

 恵庭駅西口周辺再整備(11―20年度)では、市街地再開発と土地区画整理を進めた。

 市街地再開発でアルファコート恵庭駅西口開発が再開発ビル「いざりえ」を建設。土地区画整理では、市が主体となって相生通と相生中通の拡幅や歩道新設、バリアフリー化、駅前広場整備に取り組んだ。

 施工面積は7・6ha。整備延長は相生通が805m(幅員18m)、相生中通が369m(同12m)となっている。

 相生通の開通で全ての工事が完了。道路環境が整うことで、駅や周辺施設の利用者増加や交通安全の向上、緊急車両のスムーズな走行など、さまざまな効果が見込まれるという。

 開通式では原田市長が「駅前がにぎやかになり、次から次へと新しい建物が建ってきた。今後も西口のにぎわいが期待される」とあいさつし、テープカットで完成を祝った。

(北海道建設新聞2020年11月16日付10面より)

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