蘭越町は、老朽化が進む山村開発センターの大規模改修を計画している。早ければ2023年度に耐震補強や設備更新に取り組む方針。22年度は改修検討委員会で施工内容や事業費などを協議するほか、実施設計に着手したい考えだ。
蘭越町258にある山村開発センター(RC造、2階、延べ1304m²)は1978年の完成。1階に大ホールや調理室があり、2階は会議室や集会室、和室などで構成している。主に町内のサークルや町内会の会合・活動で年間7000人程度が利用する。
築40年以上が経過した。これまで外壁改修や屋上防水を施してきたが、耐震性が十分でなく、設備を中心に老朽化が著しい。町の厳しい財政状況を踏まえ、建て替えではなく大規模改修が妥当と判断した。
耐震補強に加え、照明や暖房、ボイラなど設備更新をする予定。壁紙や床の張り替え、アスベスト除去も計画している。