デジタル化に8.8億円 学校給食センター改築も
更別村は、2022―24年度第6期総合計画の実施計画をまとめた。3カ年の事業費は69億642万1000円。デジタル田園都市国家構想推進交付金事業に8億8378万円を見込み、先端技術を活用した村づくりを進める。建築では学校給食センター改築に5億2830万円を試算する。
総合計画は「住みたい、住み続けたいまち、ともにつくろう、みんなの夢大地」をテーマに設定。期間は18―27年度の10カ年としている。
デジタル田園都市国家構想推進交付金事業は、選定外となったスーパーシティ型国家戦略特区の事業に代わるもの。スマートシティ化やコミュニティナース、先端技術を活用した農業の推進などに取り組むほか、民設民営で整備するサテライトオフィスの開設支援補助金に充てる。
更別中央中の隣にある学校給食センターは、1979年の建設で、RC造、平屋、延べ422m²の規模。耐震基準を満たさず、改修も難しいことから改築を決めた。23年度は設計に1000万円、24年度は建設、付帯工事に5億1830万円を見込む。
道路は、22年度が南14線550m改良などに1億2460万円、23年度が東5号450m局改などに1億3120万円、24年度が東13号ほか797m改良などに1億5310万円とした。橋梁改修は22年度に4橋、23、24年度は各3橋に取り組む。調査や点検を含め、3カ年で3億7530万円を見込む。
福祉ではグループホーム新設を盛り込み、23年度の実施設計に1204万円、24年度の本体・外構に1億4040万円を試算している。