設計を23年4月入札 耐震化や外壁・屋根の老朽化対策へ
富良野市は2024年度、富良野スポーツセンターメインアリーナ改修に着工し、単年度で完成させる。耐震化や、外壁・屋根の老朽化対策などを計画。23年度に設計するため、4月に指名競争入札を実施して設計業者を選定する。
メインアリーナとサブアリーナが隣り合う構造の富良野スポーツセンターは、市道朝日通に面した桂木町5の10に位置している。バスケットボールやバレーボールといった球技などが楽しめるメインアリーナは、1974年の完成で、SRC造、2階、延べ3357m²の規模だ。サブアリーナは耐震化が済んでいる。
22年度は岡田設計で耐震診断を実施し、耐震化の必要性を確認。23年度は設計に取り組むため、23年度予算案に1864万9000円を計上した。
耐震改修としては、屋根の水平ブレースや壁ブレースを更新し、耐力壁を増設する予定。また、耐震化とは別に外壁や屋根の改修、配管更新なども見込む。