6月頃着工を目指す
猿払村は2023年度、学校給食センター改築に着工する。老朽化により、S造、平屋一部2階、延べ864m²の規模に建て替える。社会教育などにも生かせるようなスペースも設ける。主体、電気、機械の3分割で学校施設環境改善交付金の内示を待って指名し、6月ごろの着工を目指す。供用開始は25年1月ごろを見込む。
既存の給食センターは鬼志別西町182にある。1979年建設のRC造、平屋、延べ375m²。村内にある小学校4校と中学校1校に約320食の給食を調理・配達している。老朽化に伴う水漏れなどが発生するほか、国が求める衛生基準を満たすために改築が必要と判断した。
新施設は役場庁舎近くに位置する鬼志別西町84ほかで、これまでと同じ300食ほどの給食を提供する。社会教育などに活用できるスペースを設けることで食育を通じた村づくりを目指す。基本設計は岡田設計、実施設計は創建社が担当した。
23年度予算には4億5015万2000円を計上し、継続費を設定する。財源には学校施設環境改善交付金を活用するため、4月以降の内示を待って指名する。指名後は5月か6月に開札し、臨時会か定例会で承認を諮り、着工する。完成は24年9月ごろを予定し、完成後は機材の引っ越しや搬入を済ませ3学期が始まる25年1月からの供用開始を見込む。