釧路市が鳥取橋の補修に18年度から着工へ

2017年09月22日 19時00分

老朽化が進む鳥取橋 釧路市は2018年度、橋梁長寿命化計画に基づき、市道鉄北幹線通2に架かる鳥取橋補修に着工する見通しだ。架設60年が経過し、老朽化が進行。補修内容は17年度に進めている設計で固めるが、200mを超える長大橋で、数カ年、数億円規模の施工を見込んでいる。

 新釧路川に架かる同橋は、橋長200・6m、幅員18m(歩道両側2・5m、車道13m)で、7径間の鋼橋。1957年に架設し、市が管理する橋梁では新川橋(54年架設)に次いで古い。

 近接目視による橋梁点検の結果では、下部の橋台にひび割れ、一部コンクリートの剥離、支承部にボルトの緩み、伸縮装置でゴム脱落などの劣化が進んでいることが判明した。

 17年度に補修部分を現地確認しながら設計を進めている。設計はパブリックコンサルタントが担当している。

 健全性の診断結果では早期措置段階に位置付けられ、幹線道路に架かり、交通量も多いことから、18年度に補修に着工する予定。補修内容、施工期間、事業費などは設計で固める。


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