稚内市は、総合評価一般競争で公告した廃棄物最終処分場整備・運営の落札者を、五洋建設・ホクスイ設計コンサル・中外テクノス・協和エクシオ・藤建設のグループに決定した。同グループは入札価格の評価点80点、性能等の評価点91・26点の計171・26点を獲得した。落札金額は税抜き40億5300万円となっている。
同事業はPFI方式を導入し、施設建設後に所有権を事業者から市へ移転した上で、事業者に維持管理、運営を委ねるBTO方式を採用。事業期間は2018年1月から31年5月まで。このうち、設計施工期間は20年11月までを見込む。供用開始は20年12月を目指しており、運営維持期間は20年12月から30年11月までの10年間を予定する。
建設地は新光町1789。クローズド型の準好気性埋め立て方式、埋め立て容量は10万9226m³程度を想定している。
市は、今回の審査結果や審査講評などについて10月中旬に公表することとしている。