札幌市保健福祉局は、2019年度整備分の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と、特定施設入居者生活介護の公募概要を発表した。定員はグループホームが80人程度、特定施設入居者生活介護が50人とし、募集地域は市内全区が対象。いずれも応募の前提として、7月2日にかでる2・7で開く説明会への原則参加を求めている。
グループホームは、建物の間取りで入居者の重度化に対応が難しくなっている既存施設や、単独ユニットで夜勤体制に不安を持つ事業所に対し、環境整備による介護の質向上を図るため、16年度公募分から増床も対象に拡大した。
特定施設入居者生活介護は、市が18年度から3カ年を対象とする「高齢者支援計画2018」で新たに整備を位置付けたもの。高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画と高齢者の社会参加支援に関する基本方針を一体化した計画で、要介護1、2の特別養護老人ホーム入居対象外の受け皿として整備。19、20年度に定員各50人分を目標としている。
事業者向け説明会は、1法人につき1人までの参加が可能。申込書は市ホームページからダウンロードでき、6月15日までFAXで受け付ける。
両施設の公募申請書や公募手引書などについては、6月20日まで市のホームページで掲載予定。
説明会申込書の提出先・問い合わせは同局高齢保健福祉部介護保険課、電話011(211)2972、FAX(218)5117。