日本建設機械施工協会北海道支部などで構成する建設技術担い手育成プロジェクトは18日、北見工高建設科の2年生を対象に、ICTを活用した建設技術などを体験してもらう出前授業を実施した。
この授業は、ICTによる建設技術への理解を深めてもらうことが目的。同科2年生の土木コースから20人、建築コースから16人の計36人が参加し、最新のバックホーや計測機械などに触れた。
開催に先立ち、同支部の担当者は「建設現場で実際に使われている最新技術を体感してほしい」とあいさつした。
授業では、ICTミニバックホー、TS出来形管理、GNSSローバー計測、空中写真測量、建設VRなどの体験・実演を行った。
アドバイスを受けながらバックホーに試乗した建築コースの井上翼さんは「実際に操作などを行うことができ、座学よりも機械を知ることができた」と話していた。