札幌市管工事業協同組合は、札幌琴似工高を対象としたインターンシップを開催している。電子機械科2年生計76人が対象。3日は札幌市水道局の給配水技術研修所で配水管などの実技講習に取り組んだ。
今回で4回目を迎えるインターンシップは、8月27日に先行して、組合青年部と建築設備技術者協会北海道支部設備女子会による、管・設備業界の紹介や女性技術者の活躍などをテーマとした事前講義を実施した。
3日は、A組の生徒38人が配水管・給水管の実技講習を実施。はじめにビデオなどで基本技術を教わった後、8班に分かれて作業を開始した。
配水用ポリエチレンパイプシステム協会会員らの指導を受けながら、制限時間1時間で配水管の接合や分水栓の取り付け作業を進め、最後は通水して出来栄えを確かめた。
続いて給水管では、講師の札管協組合員による模範実演を見学してから、ポリエチレン二層管など3管種の切断・接合・組み立て作業にも挑んだ。
4、7日には組合員計23社への企業訪問も予定している。