小樽市入船の低区配水池 19年度に移転先選定を本格化

2019年02月18日 12時00分

 低区配水池更新を計画する小樽市水道局は、2019年度に移転候補地の選定を本格化させる。建設地が固まり次第、1年かけて地質調査や測量、基本・実施設計をまとめ、3―4年の工期で新施設を築造する考えだ。

 入船3丁目10の2にある低区配水池は、市内で水道が開設した1914年に築造。国道5号から海側地域に給水する地下配水池で、RC造、3165m²の池槽2基を備える。

 築造後100年以上が経過し、経年劣化が進んでいるほか、耐震性もないため、全面更新を計画していた。

 施設の配置案や規模などの概略設計を日水コンに外注。既存の配水池を稼働させながら更新するが、現在地に十分なスペースがないため、移転候補先として近隣敷地から選定している。

 新配水池の規模は未定だが、縮小する可能性もある。建設地や規模が未確定のため、事業費は明らかにしていない。

 18年11月に移転築造が完了した中区配水池は、池槽1800m²の2基新設に事業費約7億円を投じている。


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