映像制作のシンク(本社・札幌)は5月から、本道在住の外国人留学生と本道企業との定期交流会を開く。就職を視野に企業との接点を持ちたい留学生と、外国人雇用に関心のある企業をマッチングする。同社は近年、海外関連のコンテンツ制作を強化。イベントを通して得られる異文化情報を制作に役立てる。
名称は「会話クラブ」。初回は5月10日午後6時30分から約2時間、同社内で開く。北大の留学生15人ほどが来場する予定で、企業側の参加者を募っている。参加無料。
留学生は全員日本語会話ができる。就職相談ブースなどは設けず、自由な懇談、情報交換を基本とする。今後も毎月1回程度のペースで開く計画だ。
シンクはモンゴルに拠点を持つほか、本社で中国、ハンガリー国籍の社員を雇用。外国人社員と、北大を中心とした道内留学生グループとの間に日常的な交流がある。
留学生には本道での就職希望者が多い半面、外国人採用に積極的な企業や、日本の企業文化、マナーなどの情報が少ないことからイベントを企画した。
問い合わせは同社、電話011(590)0738まで。