北海道日本ハムファイターズの新球場エスコンフィールドHOKKAIDOが、スポーツ庁と経済産業省が定める「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」に選ばれた。ファイターズスポーツ&エンターテイメントと北広島市の官民連携による取り組みが評価された。
政府は成長戦略フォローアップで、スポーツを核とした地域活性化に向け、多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナを2025年までに20拠点選定する方針を掲げている。第1弾を20年8月に募集し、3月26日にエスコンフィールドHOKKAIDOを選んだ。スポーツ庁によると、道内施設の選定は初めて。
主な評価項目は、官民連携に加え、球場が野球観戦以外の楽しみを提供できる多様性のある施設である、北広島市が事業効果をまちづくりに反映させようと総合計画など各種計画に盛り込んでいる、インフラ整備を後押ししていること。
北広島市の担当者は「球場の目指す姿がスポーツ庁の目指す姿とマッチしたのでは。拠点に選ばれたことで、より注目されるし市民も喜んでいると思う」と話している。
(北海道建設新聞2021年5月14日付16面より)