帯広市西3・9周辺地区第1種市街地再開発の最終工区となるCブロック解体・新築が6月に着工する。宮坂建設工業の旧社屋を解体し、跡地に300台収容の自走式駐車場(S造、4階、延べ7591m²)を新築。2018年から始まった再開発事業が終盤を迎える。
1998年に閉店した旧イトーヨーカドー帯広店を含む帯広市西3条南9丁目周辺約2haに総事業費104億円を投じて再整備する計画。アルファコートが16年に同店舗ビルを取得し、18年から隣接する市営駐車場と合わせて解体した。
跡地に帯広経済センタービルと19階建てのマンションが20年に完成。ことし4月には旧経済センタービル跡地の店舗棟新築(S造、3階、延べ2600m²)に着工し、9月末に完成する予定だ。
Cブロックの施工は宮坂建設工業が担当。6月に旧社屋を解体し、7月から22年2月にかけて跡地に駐車場棟を整備する。
(北海道建設新聞社2021年5月25日付9面より)