札幌市教育委員会は2022年度に着工する光陽小と元町北小、山の手小の改築に22年度当初予算案で3億6749万円、1定補正を含め9億8149万円を積み上げている。光陽小と山の手小は校舎棟、元町北小は校舎棟と屋内運動場を建て替える。3校合わせた総事業費は120億円を試算。24年度の完成を目指す。
3校は建設から約50年が経過し、更新時期に差し掛かっている。22年度の学校建築計画ではいずれも「危険改築」「不適格改築」に位置付けている。
光陽小は22年度当初で1億2536万円、1定補正に計上した前倒し分を合わせ2億636万円を積み上げた。山の手小は当初で7717万円、1定補正を含め4億8117万円を配分。元町北小には当初で1億6495万円、1定補正を合わせて2億9395万円を措置した。
改築規模は、光陽小校舎がRC造、3階、延べ7025m²で、普通16教室、特別9教室、特別支援4教室を置く。山の手小校舎はRC造、3階、延べ6491m²で、普通16教室、特別9教室、特別支援2教室。元町北小は校舎がRC造、4階、延べ7287m²で普通18教室、特別9教室、特別支援2教室、屋運がRC造、平屋、延べ1389m²でそれぞれ計画している。