札幌市は4日、4月の特別職人事について、交通事業管理者に中田雅幸スポーツ局長、水道事業管理者に佐々木康之建設局長を起用する方針を固めた。町田隆敏、吉岡亨、石川敏也の3副市長体制は維持する。このほかの局長職人事は近く決める見通しだ。
退任する浦田洋交通事業管理者の後任には、中田スポーツ局長を起用する。中田氏は1963年生まれで、87年に北大文学部を卒業。同年の採用で、2013年度に交通局事業管理部長、15年度に市長政策室政策企画部長、17年度にはまちづくり政策局都市計画担当局長に就任した。19年5月から現職。
退任する木下淳嗣水道事業管理者の後任には佐々木建設局長を充てる。63年生まれの佐々木氏は86年に北大工学部を卒業し、同年に採用。15年度に手稲区土木部長、17年度に水道局給水部浄水担当部長、18年度に東区長に就いた。21年4月から現職。