下水道河川局長は荻田氏
札幌市は11日、4月1日付で発令する局長級の主要幹部人事を固めた。建設局長に天野周治豊平区長を起用。退職する西田健一下水道河川局長の後任に荻田葉一危機管理対策室長を充てる。交通事業管理者に就く中田雅幸スポーツ局長の後任には梅田岳西区長を起用する。
特別職の水道事業管理者に起用する佐々木康之建設局長の後任に、同局土木部長を務めた経験を持つ天野豊平区長が就く。下水道河川局長には建設局雪対策室長の経験もある荻田危機管理対策室長を起用。中田スポーツ局長の後任にスポーツ局招致推進部長や財政局財政部長を歴任した梅田西区長を充てる。
総務局長に山根直樹子ども未来局長がスライドし、子ども未来局長に山本健晴同局児童相談所担当局長を起用。新設するデジタル戦略推進局長には一橋基総務局デジタル推進担当局長が就く。
豊平区長となる芝井静男経済観光局観光・MICE担当局長の後任には、スポーツ局局長職で札幌市スポーツ協会の青山智則理事長を起用。危機管理対策室を危機管理局に改め、新設する危機管理監には昇任者を起用する見通しだ。
佐々木美香子保健福祉局長は北区長に異動し、後任に粟崎寿也同局健康安全担当局長を起用。健康安全担当局長に熊谷淳人事委員会事務局長、議会事務局長に鈴木和弥白石区長を充てる。
平木浩昭総務局長と西田下水道河川局長、見上雄一北区長、諏佐寿彦議会事務局長は退職する。