初夏の訪れを告げるさっぽろライラックまつりが18日、大通公園で始まった。会場開催は3年ぶり。ライラックの甘い香りが立ちこめる爽やかな晴天の下、多くの来場者でにぎわった。29日まで。
実行委が主催し、64回目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年は中止、21年はオンラインで開いた。
ことしは会場の各ブースにアルコール消毒液や飛沫(ひまつ)防止用パーテーションを設置するなど感染症対策を徹底した上で開催する。
オープニングセレモニーでは、道銀合唱団と北星学園女子高音楽科生徒が合唱を披露。秋元克広札幌市長は「爽やかな札幌の季節やさまざまな食などを楽しんでいただければ」とあいさつした。
会場は中央区の大通公園と白石区の川下公園。大通会場の5丁目では、生け花の展示やライラックの展示・販売などをしている。6丁目には屋外で飲食できるカフェテラスを設置。21、22の両日はライラック吹奏楽祭を開催する。
川下会場は28、29の2日間、ライラックガイドツアーやクイズラリーを開く。