札幌市 建築Aが対象
札幌市は光陽小改築の主体を6月1日にも一般競争公告する。対象は建築A等級の市内業者単体か特定共同体を想定。週休2日試行工事とする。3定市議会で承認を得られれば、10月に着工し、2024年2月下旬の完成を目指す。
光陽小は北区新琴似5条11丁目4の1に位置。校舎棟(RC造、3階、延べ5456m²)は築後50年以上が経過し、老朽化しているため改築する。実施設計は都市設計研究所が担った。
単体の場合、1棟当たり延べ3500m²以上のRC造・SRC造の新築か増改築の元請け施工実績を求める。共同体の代表は延べ3500m²以上、構成員は延べ1750m²以上のRC造かSRC造の元請け施工実績が条件だ。
敷地内で、校舎・児童会館(RC造、3階、延べ7360m²)、付属舎の改築、外構に取り組む。新校舎には普通教室16室と特別教室9室、特別支援学習室4室、多目的室3室を整備する予定だ。
22―23年度で新校舎を建設した後、24年度に現校舎を解体する計画で、総事業費は38億円を試算している。
主体に続き、暖房、衛生、電気、エレベーター設備を8月中旬に公告、9月中旬に入札する見込みだ。