札幌慈恵学園が新陽高改築 設計プロポを6日から募集

2022年06月03日 12時47分

 学校法人札幌慈恵学園(札幌市南区澄川5条7丁目1の1、荒井聡理事長)は、法人所在地にある札幌新陽高で改築を伴う再整備を計画している。2023年度に施工業者を決め着工し、早ければ24年度の完成を予定。設計はプロポーザルで決める方針で、6日から参加者を募る。

 同校は北棟(W造、2階、延べ809m²)、2棟構成の体育館(S造、平屋、延べ738m²、SRC造、地下1地上3階、延べ1504m²)、中央棟(RC造、地下1地上4階、延べ5780m²)、西棟(RC造、3階、延べ3068m²)、南棟(W造、2階、延べ817m²)で構成する。

 今回の再整備は、北棟を解体して平置きの駐車場とし、延べ738m²の体育館を解体して跡地にRC造、3階、延べ1998m²の新北棟を建設。このほか南棟の解体後跡地にS造、平屋、延べ1450m²の新体育館を建てる。中央棟は4階の1090m²分を減築し、西棟とともに耐震補強・改修する計画だ。総事業費は20億円と試算する。

 同校は30年に向け、単位制の導入などさまざまな改革に取り組んでいる。この一環で築後52年を経過化して老朽化が進む校舎、体育館などキャンパス全体の再整備を決めた。

 設計プロポーザルでは、SDGsやカーボンニュートラル実現に向けたエネルギー効率や再エネ活用に配慮した提案などを求める考えだ。


ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • web企画
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,392)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,260)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,157)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,156)
札幌市の地下鉄南車両基地再整備 延べ2.9万㎡増築...
2024年04月03日 (833)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。