6%減、296億円 首位は28億円で宮坂建設工業
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績がまとまった。135者が総額296億818万円を受注。前年度同期と比べ受注者数は9者、金額は6.4%減少した。首位は9件、28億4659万円を受注した宮坂建設工業だった。
開札結果を税抜きで集計。設計変更は含めず、共同体は出資比率に応じて配分した。21年度末発注の翌債やゼロ国債などは全額、多年度債は22年度支払額をそれぞれ計上している。
所在地別に見ると、管内業者は94者(3件減)が266億1645万円(4%減)を受注。管外の道内業者は34者(4者減)が21億4580万円(17.8%減)、道外業者は7者(2者減)が8億4592万円(35.4%減)を積み上げた。
上位17者まで管内業者が占めた。シェアは管内が89.9%を占めて2.2ポイント上昇。管外道内は1ポイント減の7.2%、道外は1.2ポイント減の2.9%となった。
宮坂建設工業は開建、建管で1位の受注額となった。2位の西江建設は開建発注の十勝川改修祥栄橋上流河岸保護ほかなど7件、19億5475万円を受注。3位は斉藤井出建設で13件、16億6122万円だった。
前年度同期に12位だった萩原建設工業が6位、15位だった加藤建設が8位にそれぞれ浮上した。管外の最上位は道内が道路工業の18位で、道外が荏原商事の28位だった。