札幌市水道局が進めている4基幹配水池(藻岩、平岸、清田、西部)の幹線連続耐震化で、2023年度以降の残事業量は14.6kmとなっている。各配水池系の幹線を対象とし、30年度までの完了を目指す。22年度は清田第2幹線で1.3km、里塚流入管で1.2kmなど計3.8kmを計画する。
地震による施設の被害に備え、4つの基幹配水池から各配水区域末端までをつなぐ幹線の連続耐震化に取り組んでいる。藻岩配水池系は17年度で完了した。
系統ごとの23年度以降残事業は、平岸配水池系が平岸第1幹線(口径1200mm・1500mm)6kmと北幹線(700mm・1000mm)0.7km。清田配水池系が清田第2幹線(1000mm・1500mm)2km、厚別通幹線(500mm)1・2km、平和通幹線(800mm)0.4km、里塚流入管(500mm)0.9km、有明流入管(400mm)1.3kmとする。
西部配水池系は西部第1幹線(1000mm・1200mm)2.1kmとなっている。
平岸配水池系と西部配水池系が30年度、清田配水池系は清田第2、厚別通、平和通の3幹線が26年度、残り2流入管が24年度の完了を見込んでいる。
22年度は予算48億4600万円を確保し、北幹線0.5km、清田第2幹線1.3km、厚別通幹線0.3km、里塚流入管1.2km、有明流入管0.5kmに取り組む。